ワシワシ系ストレート麺と濃厚豚骨醤油のお店を若干不真面目に食レポしてみた<藤沢市辻堂 らーめん南>
おばんです。
久しぶりにラーメンを食べてきましたので、記事、かいちゃいます。
普通のブログだったら写真とかバンバン載せて紹介するんでしょうけど、今回は一枚しか撮っていません。伝える方法はほとんど文章だけです。なので、感じてください。イメージが大切です。心の目を開けば、その情景があなたにも見えてくるはずです。
Don't think Feel!!
僕の食レポはこんなかんじでやっていこうと思います。
らーめん 南 (らーめんみなみ) - 辻堂/ラーメン [食べログ]
辻堂駅周辺に用事があり、せっかくなので携帯でよさげなラーメン屋さんを探しました。すると辻堂駅でもわりかし評判が良かったのがこのらーめん南でした。
僕は家系ラーメンが取り立てて好きというわけではないのですが、ときどき無性に食べたくなる時があります。一口飲めば口中に広がるあの濃厚スープ。あの他のラーメンとは一線を画するジャンクフード感。僕は基本、ラーメンには後からは何も入れない派なのですが、家系ラーメンの時だけはにんにくをこれでもかと入れます。最高です。
辻堂駅の南口から左に出て、ちょっとした商店街を抜けていきます。正直この途中にも家系ラーメンのお店がいくつか3あり、ちょっと心が揺らぎましたがそこは初志貫徹です。頑張って歩みを進めました。短い商店街の終りからちょっと右に曲がって、さらにもう一度右に曲がると、ありました。らーめん南です。だいぶ路地裏にあり、表の通りからは良い感じの角度で道が折れているので見えませんでした。というか、いっかいその道を通り過ごしました。
月曜ということでもしかしたら休みかとも思われたのですが、無事やっていたのでホッとしました。店の外にもテーブルがひとつ置いてあり、若い大学生くらいの3人組がラーメンをすすっていました。いま12月ですよ? 寒くないんでしょうか?
店内も一間ぐらいの間口が全て開け放たれていて、昼間とはいえこの12月の冷たい空気がバンバン入っていきます。店主がそうとうの暑がりなんでしょうか? それとも、北風小僧でも呼んでいるのでしょうか?
開け放たれた店内に入ると、まず目に飛び込んできたのが、カウンターの奥にある大きな寸胴。いえ、寸胴自体はいいんです。らーめんやさんなら大抵あります。僕が驚いたのはそれに付属する全自動鍋撹拌機です、そのメカメカしさといったら、小2の子供が目をキラッキラさせて飛びつきそうなほどです。
全自動鍋撹拌機に目を奪われつつ進むと、足の裏に異常なほどの粘り気を感じました。あわやガムでも踏んだかと下をみると、何も踏んでいません。おかしいなと思いながらもう一歩進むと更にべチャリ。そこで僕はようやく気づきました。その店内はなんとゴキブリホイホイのように、真っ黒いゴムのような粘着性の床なのです。だから、歩くごとに上げた足からベリベリ、踏んだ足でベチャリと、だいぶ不快な感触が楽しめます。
この時点でだいぶ気が引けてきたのですが、まぁこれも家系ラーメンの味の一種だろと、意味のわからない事を考えながら、券売機の前まできました。らーめんと青ねぎらーめんの2種類があり、それぞれに並、中、大の大きさがありました。らーめん並は650円とたいへんリーズナブルです。青ネギらーめんもかなりきになったのですが、ここは初めての店ですので普通のらーめんを中で頂きます。
座った席はカウンターで、先ほどの全自動鍋撹拌機の真ん前の特等席です。いつでもいつまでもグルングルン機械が鍋をかき回すところを見続けられます。そしてどうやらこの席と右手のお隣の席の間が店員さんたちのらーめんの受け渡し場所のようです。さっきから女性の店員さんが何度も僕の横にスッと入ってきます。お願いだからスープはこぼさないでください。あと、やっぱりめっちゃ寒いです。
席に着いてから気づいたのですが、どうやらこの店、お客側は僕以外みんな学生のようです。後のテーブル席には高校の制服を着たなんかチャラそうな集団まで居ます。お前らちゃんと学校いけよ! と小一時間説教したい気にもなってきましたが、僕も対して人の事を言えるような立場じゃないような気がしたのでやめました。
お客たちの中でも僕の右隣に座っているカップルは中学生と見まごうまでに若いです。てか、お前たち絶対中学生だろ? しかもその様子や話し方を見る限り、初デートのようである。初デートでこんな床べっちゃりな店の超濃厚豚骨醤油ラーメンをチョイスするだなんて、少年よなかなか見込みがあるな。精進したまへ。
話が本筋とそれたので閑話休題。
こんなにどうでもいい周りのことが気になったのも、注文してかららーめんがくるまでにすごく時間がかかります。待ち客もなく、すぐに席に座ったのに、15分オーバーでした。
で、ようやくやってきましたらーめんです。
期待通りの濃厚豚骨醤油に、中太ストレート面。トッピングは大きめのチャーシューが一枚と、ネギ、うずら、のり、ほうれん草です。家系で斜切りネギが入っているのって珍しいですかね。
まず一口麺をすすると、ものすごいワシワシ感です。ちょっと予期していなかったのでビックリしました。味はけっこう濃い目なんですが、ものすごくスープに甘みを感じます。これはまぁまぁうまいかもしれない。
トッピングではチャーシューがとても美味しいです。まるでジャーキーのようにしっかり目のチャーシューで、どことなく燻したかのような香りもあります。これはかなり僕の好みです。
そこからは一心不乱にらーめんとの格闘です。1/3ほど食べたところで、カウンターにすりおろしニンニクと刻み生姜の瓶を見つけました。刻み生姜が珍しかったので試しに少し入れてみます。すると生姜の香りが甘いスープに深みを与えてくれてとても美味です。更にしょうがを追加して、ついでににんにくもたっぷり入れてかっこみます。もう1/3食べたところでちょっとにんにくを入れすぎたことを後悔します。ですが、ラストスパートと残りを一気にかきこみました。完食です。中でもかなりの量があり、結構な満足感があります。これが大だったらどうなっていたんでしょうね。
帰りに外で食べていた大学生3人組(推定)がまだ食べていました。遅いですね。ですが、その手にはゴロゴロと大ぶりに切ったチャーシュー丼があります。先ほどのクォリティのですから、あれもウマソウです。次回は頼むとしましょう。
というわけで、ほとんど勢いだけで書いた初の食レポでした。
んではまず。
らーめん南
◆住所:神奈川県藤沢市辻堂1丁目4-19 SURF 1F
◆連絡:0466-37-4442
◆営業時間:月〜木11:30~翌1:30
金、土11:30〜翌2:00
日 11:30〜21:00
月曜が祝日の場合
日 11:30〜翌2:00
月 11:30〜21:00
◆定休日:無休
◆Link:らーめん南